2026.06.14

洗濯物の仕分けをすると、洗濯は楽になり、服を気持ちよく着られるようになる

前回の記事に、こんなコメントをいくつかいただきました。

「分けるのは色分けでいいんですか?」

「何の種類で分けるのか教えてほしいです」

「①色物で分けて、②ポリエステル系で分けて、③タオルは別……これで合っていますか?」

みなさん「どう分けるのが正解か?」を知りたい、ということですよね。

その具体的な分け方をお伝えするために、今回は、まず大事な「前提」をお伝えしたいと思います。

これがわかると、洗濯が楽になり、服を気持ちよく着られる仕分けのしかたが、ぐっと腑に落ちるようになるはずです。

服がくたびれる原因は、洗い方の「手前」にある

服がなんとなく黒ずんだり、黄ばんだり。 洗ったはずなのにニオイが気になる。 お気に入りだった服なのに、気づけばあまり着なくなっている。

そんな経験がある人は、今、少なくないと思います。

多くの人は、そうなると洗剤を変えたり、洗濯機を買い替えたり、洗い方を工夫しようとします。

でも、その前に見直してほしいことがあります。

それが、いつもお伝えしている、すすぎ3回を含む「洗い方の設定」。

そしてもう一つが、この「洗濯物の仕分け」です。

なぜ、仕分けなのか?

すでに、仕分けをして洗っているという方もいれば、まったくしていないという方もいると思います。

仕分けをしている方に、「なぜその分け方をしているんですか?」と聞くと、意外とはっきり答えられないことがあります。

白物と色物で分ける。 タオルと衣類で分ける。 デリケートそうなものを分ける などなど

そうやって分けてはいるけれど、その仕分けが何のためなのか、効果があるのかは、よく分からない。そういう人も少なくありません。

一方で、まったく仕分けをしない方もいます。

こちらは、仕分けをする意味がわからないからです。

意味がわからないことを、わざわざ面倒な思いをしてやろうとは思えません。

だから仕分けは、「なんとなくやっている」あるいは「面倒だからやらない」になってしまいがちです。

まず考えるのは「どう着たいか」

そもそも、仕分けとは何のためにあるのでしょうか。

多くの方は、「どう洗えばいいんだろう?」と、洗い方から考えます。

でも、本当に大事なのはそこではありません。

最初に考えてほしいのは、

その服を、どんな状態で着たいですか?

ということです。

白いまま着たい。 色あせずに着たい。 ニオイなく清潔に着たい。 人前でも気持ちよく着たい。 お気に入りの服を長く着たい。

服を着るときには、それぞれ「こう着たい」という希望が、多かれ少なかれ、あるはずです。

「どう着たいか」が決まれば、洗い方も決まる

同じシャツでも、

家で過ごすために着るのか。 仕事で着るのか。 大切な人に会うときに着るのか。

着る時の状況で、求める状態も変わります。

そして、それに合わせて、必要な洗い方も変わります。

その服をどう着たいのか。 いつ着るのか。 どこで着るのか。 誰に会うのか。などなど、 ここを明確にすることで、その服の最適な洗い方は、自然と決まって来るということです。

気持ちよく着るために、仕分けする

もし、「どんな状態でも気にしない」のであれば、仕分けなんて必要ありません。全部まとめて洗えばいい。

それでも服は着られます。

でも実際には、

「黄ばませたくない」 「ニオイを残したくない」 「長く着たい」 「着心地よく着たい」

など、さまざまな思いや希望があるはずです。

仕分けの目的は、ただ服を分けることではありません。

仕分けをすることで、汚れを落としやすくなったり、洗濯事故を防ぎやすくなったりします。

でも、それも根本の目的ではありません。

それらはすべて、その服を着るときの希望を叶えるための手段です。

逆に言えば、着るときの希望がなければ、汚れを落とす必要も、洗濯事故を防ぐ必要もありません。

だから、「どう洗うか?」の前に、「どう着たいか?」を考えてみてください。

仕分けは、そこから始まります。


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