東洋経済オンラインさんで、今月から連載をさせていただくことになりました。

一応、毎月書いていくのですが、ハック的な洗濯の情報とかでなく、極めて王道的な洗濯を伝えられたらいいなと思っています。
それは丁寧に時間をかけて洗濯をやれということではなく、基本に忠実なのが結局、一番楽にキレイに出来て、衣類も気持ち良く着れるからです!
本文より
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洗濯は本来、極めてシンプルなもので、対処法としてそんなに数があるわけではありません。だから、基本の部分だけきちんと覚えれば、その後は、ものすごく楽になります。
洗濯のやり方について講座などでお伝えしていると、みなさんそれぞれすごく工夫して考えて洗濯をされているなと感じます。
ですが、よかれと思って強い洗剤やアルカリ剤を使ったり、漂白剤などでつけ置きをしてみたり、1枚ずつネットに入れて洗ってみたり、手洗いして洗ったりしたことが、かえって洗濯の効果を下げていたり、洗濯を大変にさせていたりすることも少なくありません。
どう洗っても服がシワになったり、汚れが落ちなかったり、襟元が伸びてヨレヨレになったり。ていねいに洗濯をしているつもりが思った仕上がりにならなくて、ストレスを感じてしまっている人が多いように感じます。
何が原因で、どうしてそうなるのか。基本がきちんとわかっていれば、同じ洗濯機、同じ洗剤でも、よりキレイに、より服を傷めずに洗うことができます。
ですから、単に洗い方だけではなく、そこに理屈や理由といった「洗濯の考え方」を少しだけ入れてほしいなと思います。難しいことは何もありません。少しだけ基本からズレていた部分を修正すれば、もっと服はキレイになるし、もっと長持ちするし、もっと気持ちよく着られます。
洗濯そのものはもっともっと楽になります。そして何より、日常の暮らしがより快適で、心地のよいものに変わっていくはずです。