洗剤売り場でたくさんの洗剤を観て、どれを使えばいいか??って判断するのって難しい。
値段や、パッケージ、あるいはCMに出ているタレントさんで選ぶ。そんな人も多いかもしれない。
でも、よく考えてみてほしい。値段やパッケージ、CMに出ているタレントさんは「洗濯の効果にはまったく関係がない」ことを―。
僕はよく、「洗濯風」って言葉を使う。「洗濯」ではなくて、洗濯している「風」の人がとても多いから。
洗剤選びに関しても「洗濯風」が多い。だから、ちゃんと「洗濯」して欲しくて、オリジナルの洗剤を今回つくりました。
洗剤を通してきちんとした洗濯のやり方が分かる。そんな洗剤を目指しました。
洗剤は大きく分けると3種類になる。
僕は、10年以上、「家庭の洗濯に関するアドバイス」をしてきました。これは今までやっている人がいなくて、前例のない仕事だったので、文字通り手探りでアドバイスの方法を模索してきました。
アドバイスをする中で、僕が洗濯についてみつけた答えの一つに、「洗剤は3種類に分けられる」ということがあります。
売り場やネットで探したら、それこそ何百種類もある洗剤ですが、でも大きく分けると「たった3種類」に振り分けられるということです。
衣類や汚れに合わせて、洗濯するための3つの洗剤。
その3つとは、
・いつもの洗濯で使う「普段着用洗剤」
・デリケートな服を大事にそっと洗う「おしゃれ着用洗剤」
・いつもの洗濯よりも、洗浄力がもっと欲しいときに使う「洗浄力増強洗剤」
この3種類。
素材や汚れ方など、その時その時の状況によって洗剤を使い分ける。そうすることで、素材や汚れに合わせた「洗濯」が可能になります。
部分洗い用、ジーンズ用、ニット用などなど、「〇〇用洗剤」をアイテムに合わせて揃えていってもいいのですが、それだといくつもの洗剤が必要になってしまい、今度は無駄が多くなってしまいます。
シンプルにしつつ、なおかつそれでもちゃんと洗濯しようと思ったときに、洗剤を最大公約数的に見ると、上記の3つで分け手元に置いておくのがベストだと言うのが、僕がたどり着いた答え。
だから、僕の洗剤は、今回3種類で用意することにしました。
あと、多くの洗剤は、その名前を聞いても、それが「どんな洗濯をするための洗剤なのか??」がイマイチよくわからなくない事が多い。そうなると値段やパッケージ、CMなどから受け取るイメージで選ぶしかなくなるよなぁと常々思っていました。
だから僕は、つくった洗剤たちに「見ればなんとなく働きがわかる」ように名前をつけました。
・いつもの洗濯で使うから「イツモ」
・デリケートな服を大事にそっと洗うから「ソット」
・いつもの洗濯よりも、洗浄力がもっと欲しいときに使うから「モット」
衣類に合わせて、汚れに合わせて、最適な「洗濯」をして欲しい。そんな願いを込めています。